学生定期券の買い方&最近の出来事
ブダペストの学生定期券
Sziasztok!
今回は留学初期からずっと書く書く詐欺をしてた、学生定期券の購入方法についてご紹介しようと思います。(ブダペストの交通事情については詳しく書かれておられる方がいるのでそちらをご覧ください〜)
△トラムの電光掲示板。どこの停留所にもあるので安心です。Járat…路線番号、Irány…どこ行きか、Indulás…何分後に出発するのか、矢印は電車がどちらの方向から来るか。
学生定期券の購入手順
△こちらの機械で購入します。切符は地下鉄、バス、トラムで共通です。空港までの切符、乗船券もこちらで購入できます。番号に沿って画面の指示に従うだけなのでとても簡単です。
①画面下部の国旗をタップすると言語が選択できます。学生帽マークの「Monthly Bp-pass(student)」をタップ。
②認証IDを選択。(学生番号を選択)
③I Dを入力する。「Confirm」をタップ。
△確認画面が出ます。IDが合っているかチェック!
④購入枚数を選択。1枚3,450HUF(約1204円)で市内の公共交通機関が乗り放題なのは嬉しいです。
⑤いつから有効にするか選択。
⑥支払い方法を選択する。
⚠︎このようにカード払いできない機械がたまにあります。
⑦レシートがいる場合は「Pay and VAT invoice」を選択。
⑧支払う。(使える貨幣が指定されていたりするのでご注意⚠︎)
無事に定期券をゲットしました!✨
△検札官にいつでも提示できるよう、パスケースがあると便利です。(スマホカバーに挟む人もいる)
△こちらは友達が使っているおすすめのアプリ。(私はバッテリーが古くて充電が切れるのが怖かったので紙派でした)
検札官に要注意!
車内や改札口には検札官がいます。日本のように切符を改札機に通す必要がなく、無賃乗車しようと思えばできてしまうのが実情。当然抜き打ちチェックがあります。(初めこの文化の違いに戸惑った)罰金8,000HUF(約2791円)ですので、乗車前は定期券や乗車券をしっかり携帯しましょう。
△乗車券の方は乗車時すぐ打刻するのを忘れずに。
とある日の学校帰り、トラムに乗っていた時に「チケットを確認します」と私服を着た方がカバンからBKK(ブダペスト交通局)の腕章を取り出して声をかけてきたことがありました。私服検札官もいるんだな〜と驚いた出来事。
市内で見かけた乗り物をご紹介!
△黄色の可愛らしいトラム。車内はとても綺麗で英語のアナウンスもあるので安心です。飲食・喫煙禁止のルールもあるので車内のポスターをよく確認しましょう。急停車、急発進が多いので吊り革や手すりに捕まった方が良いです。
△押しボタンで開きます。
△新型の車体の他にレトロなものもあります。私の地元である豊橋市でも同じように市電が走っており、この地で故郷と似た雰囲気を感じられてとても嬉しかったです。
△笑顔のトラム。お髭がついているものもあり、ほっこり癒されます。マスクが着用義務だった時期にはマスクをつけているトラムも…
△旗日にはトラムの頭上に小さな国旗が付けられているのが見られます。
△黄色のタクシー。多くはトヨタブランドでした。
△赤色のトロリーバス。写真でもわかるように頭上に張られた架線(トロリーポール…そこから電気を集めて稼働するので環境にとても優しい)に沿って走っています。
△青色のメルセデス・ベンツブランドの市内バス(後ろからですが)。
△世界で3番目に古い地下鉄。(あまりいい写真がなかった)シンボルカラーの黄色い真四角の車体が特徴です。中でも1号線は「ドナウ河岸とブダ城地区及びアンドラーシ通り」として世界遺産に登録されています。
△駅構内はレトロなデザインで看板も素敵です。
△ハンガリーの地下鉄あるあるかもしれませんが、ホームに続くエスカレーターが爆速なので初めて乗った時は怖かったです…。
△緑色のゴツゴツとした車体のHÉV(ブダペスト郊外電車)。扉が勢いよく閉まります。ブダペスト市外へ出る場合は別途チケットが必要なので定期券の方はご注意!
△Margit híd, budai hídfő megállóhely (地下鉄駅)にて。地上のトラム停留駅に続く階段にはペスト側に向かうのかブダ側に向かうのか、トラムの方向を示すプレートが書いてあります。
△可愛いお顔の水陸両用バス。River Rideというツアーで乗車できるそう。この前ドナウ川を走っているのを見かけました。
△見事な縦列駐車。
△シェア電動サイクルLIME(ライム)。アプリをダウンロードしてSMS認証→クレジットで支払いするだけで手軽に利用できます。罰金が発生してしまう禁止区域もあるのでご注意。車道を颯爽と走っている人をよく見かけます。
△緑色のBUBI(Budapestと自転車Bicikliの頭文字をとった愛称)。自転車共有ネットワークシステム。使い方はLIMEとおおよそ同じ?
△マルギット島にある押しボタン式横断歩道。交通量が多い場所なので押さないと永遠に青信号になりません。
街を歩いていると他にもまだまだいろいろな乗り物が見られます。
ブダペストの乗り物は種類が豊富で魅力的です!
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最近の出来事
ブダペストの街歩き日記。
市内に豪華な図書館があると知り、気になったので覗いてきました。
“Fővárosi Szabó Ervin Könyvtár,”
📍Budapest, Szabó Ervin tér 1
メトロポリタン・エルヴィン・サボー図書館はブダペスト最大の公共図書館で、元々は19世紀に建てられた宮殿だそう。上の写真は当時のメトロポリタン図書館館長を務めていたErvin Szabó(エルヴィン・サボー)。現在、図書館には彼の名前がつけられています。
図書館に入るにはカードが必要なので、受付で発行してもらいます。
登録するだけなので料金はたったの200HUF。
方向音痴なのでなかなか目的の場所へ辿り着けず、広い図書館内を探し回った末にようやく見つけました。4階(日本で言う5階)の端に宮殿へ続く案内矢印を発見。
豪華な空間の中では勉強やパソコン作業をする人達がいました。ここまで煌びやかだとなんだかソワソワしてしまいます。
館内にはWi-Fiがあり、充電もできます。館内はとても静かなので長時間集中して作業するにはとても快適そうな環境です。
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実は日本と同じく温泉大国として知られるハンガリー。今回はセーチェー二温泉へ行ってきました。入場料は8.600HUFと少々観光客向けのお値段でしたがせっかくなので…。(友人曰く、ゲッレールト温泉も観光向け。オススメはルダシュ温泉だそうです)
受付でもらったリストバンドをかざして入場します。ロッカールームの鍵も同じようにかざして解錠。ドライヤーやシャワールームも備わっていました。
豪華な建物の中にある温泉。テルマエロマエを彷彿とさせます…
サウナもあったの心と体を整えてきました。
△足指用の消毒液。入浴前には必ずシャワーも浴びます。
△名物チェスおじさん…ならぬチェスお兄さんもいました。
他にもビール風呂がありましたが、予約がいるそう。健康療法として温泉水も飲めるのだとか。正直、もっと早くに来ればよかった…と思うくらいに最高でした。
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銅像を見かけるとつい写真を撮ってしまう天野ですが、たまたま見つけた小さな像たちに心を奪われました。これらはウクライナ出身の彫刻アーティスト、Mihály Kolodko(ミハイロ・コロドコ)氏の作品。すっかりハマって書籍を買い、街の至る所にある小さな銅像(mini szoborok)を探すことを日々の楽しみにしていました。事情があって外されたり、誰かが持っていっちゃったりして見つけられなかったものもありました。
小さな作品のみならず、通常サイズの銅像も魅力的なものばかりです。
△鎖橋を描く画家の銅像。(残念ながら工事中…)
(Internet Archiveより「A kockásfülű nyúl 」)
△ハンガリーのアンパンマン的存在、 kockásfülű nyúl (チェック柄のうさぎ)。ブダ王宮にて。望遠鏡を覗いて困っている人はいないか探しています。長い耳がプロペラみたいになって飛ぶのだそう。可愛い……。アニメーションの音楽もすごく素敵でセリフはないので小さな子でも見られる必見アニメです!
△ゲッレールトの丘を背景にハンモックに乗るオーストリア・ハンガリー帝国皇帝フランツ・ヨーゼフ1世。Szabadság híd(自由橋)にて。銅像越しに城塞ツィタデッラが見えます。
△落とし物かと勘違いしたお財布の銅像。
知らない銅像に出会っても、後で調べてみると歴史的背景が見えてきたり、どの分野で国に貢献した人なのか、どのような思いが込められてつくられたのか知ることができるので、とても奥深い世界です。
▽コロドコ氏の作品以外にも印象的な銅像に出会ったのでいくつかご紹介。
△国会議事堂近くのドナウ川遊歩道に並べられた靴の銅像。第2次世界大戦におけるナチス迫害により、ユダヤの人々がここで銃殺され川へ落とされた場所であり、その凄惨な出来事を忘れないよう作られました。
△Szentlélek térの中央広場で出会った傘をさした可愛らしい銅像達。
△国会議事堂をバックに佇むレーガン像。観光客の方は皆、銅像と手を繋いで写真を撮っていました笑
△イシュトヴァーン大聖堂に続く通りに佇む警官の銅像。皆さんお腹のあたりを触るのか金ピカになっています。
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10ヶ月の留学生活では楽しみきれないほどの魅力が詰まったハンガリー。本当は一つ一つ記事として書き留めたいのですが、膨大な量になりそうなので…以上、近況でした!
to be continued…
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