春、チェコへの旅
イースター休暇がスタート!
のだめカンタービレを見て育った私にとっては夢のように嬉しい旅となりました…✨
(映画のだめカンタービレのロケ地)
旅の記録をご紹介していこうと思います🇨🇿
△ハンガリーの花屋で見かけたイースター仕様のリース。
街中には可愛らしいウサギやひよこ、沢山の卵の飾りが見られ癒されます🐇
首都プラハへ
百塔の街、黄金の街プラハへ!
以前ウィーンセミナー中に先生から「朝はプラハ、昼はウィーン、夜はブダペスト」という言葉があるというお話を聞きました。
この三都市、一日で巡ろうと思えば巡れてしまうらしいです。1日に3つの国を移動できるなんて…陸続きの国ならではの発想ですよね!
早朝約5時半、空が白み始める頃にNyugatiを出発です。
電車で揺れること5時間。少し長く感じますが、友人と話していたらあっという間に到着しました。
駅構内からもう既に芸術の香りがぷんぷんしてきます。
チェコのトラムは赤色♪
まず初めに24hチケットをトラム乗り場のそばにある黄色の券売機で購入。
プラハを観光して思ったこと。それは…
石畳と坂道が多い!!
(足が棒になってしまった)
そしてブダペストとウィーンの雰囲気を足して2で割った印象でした。
早速チェコで巡った名所をご紹介していきたいと思います!
ツェレトナー通り(Celetná)
火薬塔から旧市街広場までをつなぐ大通り。
最も歴史的な通りでたくさんのお店が立ち並んでおり、とても栄えています。
チェコのアンパンマン的存在、もぐらのクルテク(Kurtek)。
可愛すぎてお土産に買ってしまいました…
(後ろのポストカードはカレル橋♪)
チェコにもハンガリーのクルトシュのようなものが売られていました。
トゥルデルニーク(Trdelník)というらしい。
イースターマーケットが開かれていました。
左手に見えるのは旧市庁舎。右手に見えるのは聖ミクラーシュ教会です。
それにしてもすごい人の数…。
ティーンの前の聖母教会
聖ミクラーシュ教会
旧市庁にある天文時計
1時間ごとにカラクリが動くそう。
MozartCafe
チェコにもモーツァルトカフェがあるなんて!と思いましたが、オーストリアの隣国であるチェコでもモーツァルト人気は凄かったようでこの地で何度も演奏会をおこなったそう。
チェコの伝統的なシュークリーム、Větrník(ヴィェトゥルニーク)。意味は風車。
確かに生地のトルネードした形が風車のように見えます。
ヴォルフィー!
モーツァルトカフェの窓から見える天文時計がとても素敵です。
Obecní dům 市民会館(スメタナホール)
共和国広場に聳え立つアール・ヌーヴォー様式(新しい芸術)の装飾が美しい市民会館は毎年春に開催される「プラハの春」国際音楽祭のメインホール。ちなみにのだめカンタービレ作中ではここでのだめと千秋がデビューしました♪
ステンドグラスが美しい…
この装飾はチェコの芸術家A. ミュシャによるものです。
市民会館の入り口を進んでいくと左手にはMucha cafe(ミュシャカフェ)があり、彼自身が建築デザインを手がけた素敵な内装を見ることができます。
オムレット美味しかった✨
ミュシャの絵が描かれたお洒落なメニュー表。
ミュシャ博物館
私の大好きな画家の一人であるアルフォンス・ミュシャ(チェコ語でムハと発音するそう)の博物館へ!
ここは今回の旅でも特に楽しみにしていた場所です。
館内は残念ながら撮影禁止でしたが大好きなミュシャの作品を堪能することができ、とても幸せでした。もちろんお土産もたくさん買いました笑
カレル橋とモルダウ(ブルタバ)川
カレル橋は王宮と旧市街を繋ぐ重要な橋です。
30体の聖人像がずらりと並んでおり、まるで美術館のよう。その中の聖ヤン・ネポムツキー像は唯一銅製で台座のレリーフを触ると幸運が訪れるんだとか。(後で知りましたが笑)
橋の上ではストリートミュージシャンの演奏が聴けたり、アクセサリー、絵画などのお店などの露店が多く見られました。
ブルタバとは「野生の水」という意味。
チェコ最長の川であり、名前の通り力強く流れる川と雄大な景色、そしてこの国の歴史的背景を思うとなんとも胸にくるものがあります。
自然とB. スメタナのモルダウ(ブルタバ)が脳内に流れてきます。まさかここに来られるなんて中学の頃は思いもしなかったな…。
ルドルフィヌム(ドヴォルザークホール)
ブルタバ川のほとりに建つネオ・ルネッサンス様式のホールはチェコフィルハーモニーの本拠地です。「プラハの春」音楽祭の主要な会場のうちの一つでもあります。
ドヴォルザーク様にご挨拶♪
ハヴェルスカー市場(Havelské tržiště)
ここはさらっと通り過ぎてしまいましたが新鮮な野菜やフルーツ、お土産も売っているそうでとても賑わっていました。
プラハ城周辺へ...
600年かけて建設されたチェコ最大のヴィート大聖堂。
この日は遅い時間だったので中には入れませんでしたが、闇夜に浮かぶ大聖堂の迫力は圧巻です。日が出ているうちに行けば美しいステンドグラスが見られるそうです。
大きすぎて大聖堂の屋根のてっぺんが建物越しに見えます。
横から。
後ろから。
見上げると首が痛い…
写真を撮るのにも一苦労です笑
ちょうど鐘が鳴っていて、その音がとても厳かなものだったのを覚えています。
〜のだめカンタービレの聖地 inプラハ〜
名所巡りでも少し紹介しましたが、もう少しお付き合いください笑
のだめと千秋がヴィエラ先生のコンサート(ルドルフィヌム)の後に渡ったマーネス橋。黄昏時の空と影絵のようなプラハ城が風情たっぷりで美しいです。
千秋「パリに帰ったら何か美味しいものでも奢ってやる!」
のだめと千秋が登った、プラハ城正門前の階段坂。
ここからの景色が一番好きです。
美しい赤茶のマラー・ストラナの屋根や旧市街が一望できます!
千秋が誘拐される(?)チェフ橋。
千秋が半強制的に事務所契約をさせられた火薬塔。(砂漠のプロメテウス作戦)
あのシーンを思い出して思わず笑ってしまいました。
他にも沢山のだめカンタービレの聖地がありますが時間が足りなかった…!
(2人が訪れたCafe Europaとか千秋が泊まったHotel Bohemiaとか)
〜プラハの風景集〜
あれ!この像は確かザルツブルグへ行った時に大聖堂横で見かけたような…
モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》、ホーフマンスタール《イェーダーマン》にインスパイアされ作られた死神像、この地にもありました。
↓
可愛い馬車の標識。
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世界一美しい街、チェスキー・クルムロフ
2日目はバスで世界一美しい街、眠れる森の美女と言われるチェスキー・クルムロフへ行ってきました。ブルタバ川沿いにある南ボヘミア州の小都市で第二次世界大戦で戦火に見舞われましたが、1990年に再開発され1992年には世界遺産登録されています。
街自体はそこまで大きくなかったのでとても巡りやすかったです。
利用するバスはRejioJet Bus。
ネットサイトで予約しました。(友人がまとめてやってくれました。感謝!)
アリのツノのようなミラー?がついた可愛い黄色のバス。
車内にはフリーWifi、映画やアニメなどが見られるテレビモニター、ヘッドフォン、無料ホットドリンクの提供や軽食の販売、新聞や雑誌、トイレ(入口すぐ横についている)も完備されています。
バスに揺られること3時間…
チェスキー・クルムロフに到着!
なんて可愛い街なのだろう!
石畳の道、カラフルな建物、その合間から見えるクルムロフ城がとても素敵です。
賑わうスヴォルノステイ広場。
イースターのイベントをやっていました。
大きな鶏にウサギの衣装をきたお姉さん。
広場の壁にあった陶器製のチェスキー・クルムロフの地図。上空から見るとこんな面白い形をしているんですね。
チェスキーは「ボヘミアの」、クルムロフは「川の湾曲部の湿地帯」を意味するそう。
お店で素敵な布を購入。店員さんが日本人の観光客は久しぶりだと喜んでくれて、おまけに可愛らしい鶏の編み物人形をプレゼントしてくれました。
20世紀にウィーンで活躍したエゴン・シーレの美術館。彼の母親がチェスキー・クルムロフの出身で彼もまたこの街を愛していました。
残念ながらこの日は休館日…(涙)
ブラーシュティ橋は世界でも珍しい三重構造の橋で、クルムロフ城の中庭と中庭を繋ぐ役割を果たしています。
昼食を食べに素敵な洞窟レストランへ♪
“Krcma v Satlavske Ulici”
📍Šatlavská 157, 381 01 Český Krumlov
チェコの伝統ハチミツ酒、Medvinaをいただきました。甘くてホッとする味わいに旅の疲れが癒やされます。
伝統的なホームメイドハニーケーキ。
この状態でサーブされました。笑
ワイルド!!
〜チェスキー・クルムロフ 風景集〜
ここで事件発生
ひとしきりチェスキー・クルムロフを楽しみ、さぁ帰ろう!とした時、事件発生。
帰りのバスチケットを買っておらず、アプリで探すも既に満席という事態に……
もしかして帰れずここで野宿!?とめちゃめちゃ焦りましたが奇跡的にキャンセルが出て席が空き、なんとかプラハまで帰ることができました。(心臓に悪い)
バスチケットは帰りの分も事前に買っておくべきだとよき教訓になったのでした。苦笑
△バス停で放心しながら撮ったクルムロフ城。
無事に帰ることができて本当によかった…
こういうハラハラも旅の良き思い出?
帰りは飛行機に乗りました。
Zatím!(またね!)
今回はRyanair(ライアンエアー)を利用しました。
プラハ ヴァーツラフハヴェル空港から約1時間。あっという間にブダペスト リスト・フェレンツ空港に到着!
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いかがでしたか?
体力だけは自信がある天野です。
ではまた次の記事でお会いしましょう〜!
to be continued…
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