秋、オーストリアへの旅
秋休みがスタート!
23日から10日間の秋休みが始まりました🍁
せっかくヨーロッパに来たということで、音楽院の仲間とオーストリアへの旅を計画。
今回は音楽の都ウィーンとモーツァルト生誕の地であるザルツブルクへ訪れました。
ハンガリーからのアクセス
ハンガリーのお隣の国、オーストリア。
ブダペストからウィーンまでは約3時間で行けるので日帰りで旅行ができる距離です!
これは嬉しい...!!
ザルツブルクはドイツ寄りなのでウィーンからさらに約2時間かかりますが、一度は行ってみたかった地なのでとても楽しみ🎶
Railgetに乗り、いざ出発!
WiFiもついていて、とても静かな走りで快適でした🚄
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事前にMÁVとWestbahnhofのアプリでチケットを予約購入!電子チケットを見せるだけでいいので便利です。(念のため紙のコピーを持っておくと安心)
乗り換え一覧(事前購入→◯)
◯🇭🇺Keleti(東)駅⇒🇦🇹Wien Hauptbahnhof(中央駅)
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Hauptbahnhof⇒Westbahnhof(西駅、宿泊先の最寄り、乗車前にウィーンカード購入)
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◯Westbahnhof⇒Salzburg(ザルツブルクカード購入)
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🇦🇹Salzburg⇒🇭🇺Keleti(後で購入)
ウィーンまでのお値段は片道4,550HUF。日本円でなんと約1,700円!安い時間帯を狙いましたがこれ程とは......✨
帰りのザルツブルク→ブダペストはお値段8,050HUF!日本円で約3,000円でした。
市内ではウィーンカードやザルツブルクカードを駆使して公共交通機関を乗り回しました!国境を超えて言語がドイツ語に変わる瞬間、なんだか感動しました笑
▽ちなみに、チケットの買い方。(今回は48hチケットを購入)
△ÖBB(オーストリア連邦鉄道)の券売機。英語訳に切り替えられます。
△画面左の「City ticket and more」をタップ。
△下から2段目の「W…Vienna City ticket」をタップ。
△48h券を選択。Done!
旅の思い出 〜ウィーン編〜
記録に残すのが好きなので、旅の間中写真を撮りまくりました!(全部で700枚くらい撮ったのかな...笑)
これから、写真を見ながら旅を振り返りたいと思います🇦🇹
ウィーンは華やかで洗練された印象で、建物は白色や淡い色の建物が多く見られます。街中では馬車が走っており、優雅な雰囲気がそこにはありました。
シュテファン大聖堂
ウィーン旧市街の中心にあるとてもとても大きな大聖堂。屋根にはオーストリア=ハンガリー帝国の双頭の鷲、ウィーン市とオーストリアの紋章が描かれています。
聖ペーター教会
シュテファン大聖堂のすぐ近くにある教会。
荘厳な雰囲気です。黄金のパイプオルガンが見られます。日本語パンフレット付き。
シェーンブルン宮殿
Schönbrunn="美しい泉"。
マリアテレジア・イエローと呼ばれる黄色味がかったクリーム色の美麗な宮殿。敷地内には動物園や迷路、沢山の石像が見られます。丘の上にはカフェ(グロリエッテ)があり、ウィーンの街を一望できます。
ネプチューンの泉から見た風景。
残念ながらお花は咲いていませんでしたが、代わりに紅葉が見られたので満足です🍁
モーツァルトの住居
シュテファン大聖堂のすぐ近く、ドームガッセ5番地の小道にある、モーツァルトが1784年~87年にかけて居住した建物。
オーストリア国立図書館
ハリーポッターに出てくるような雰囲気の図書館内にはドナウ川の地図や、ヨハンシュトラウス2世の"美しき青きドナウ"の手書き楽譜などが展示されていました。(学生料金6€)
王宮庭園(ブルクガルテン)
ホーフブルク王宮内の庭園にはモーツァルト様がいらっしゃいました。ト音記号のお花がとても可愛らしい!
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歩いている途中、Steinway & Sonsのショーウィンドウからこんな素敵なピアノが見られました。G. クリムトの"接吻''。
夜の市立公園
日がすっかり暮れてしまった頃に市立公園へ向かい、金色に輝くヨハン・シュトラウス2世様(日本語音声案内付き。1€)、シューベルト様、ブルックナー様とご対面。
ウィーン国立歌劇場
P. チャイコフスキーのオペラ、「エフゲニー・オネーギン」を観劇。舞台が別世界の風景のように見えました。様々な言語に変えられる翻訳機付きの座席。なんというハイテク!
ベルヴェデーレ宮殿、美術館や古楽器博物館、楽友協会にも行きたかったのですが時間が足りず...。また機会があったら行きたいです!
旅の思い出 〜ザルツブルク編〜
朝6時発の電車に乗り、濃霧の中ザルツブルクに到着!ザルツブルクは美しさの中に落ち着いた雰囲気のある街といった印象でした✨
Wolfgang'sという名前のホテルに宿泊。
モーツァルトのイラストが可愛いです。
モーツァルトの住居
日本語音声案内付きです!
併設されたカフェやショップもあります。
モーツァルトの使用したヴィオラやチェンバロ、お父さんからの手紙などが展示されていました。(入場料10€)
ミラベル庭園
サウンドオブミュージックの聖地!
大きな噴水に花で描かれた幾何学的な模様の庭が素敵です。
ホーエンザルツブルク城
ケーブルカーに乗って登頂。(大人団体で13€。ケーブルカー往復、博物館料金含む。)ザルツブルクの街を一望できます。中にはザルツブルク城の歴史を知る博物館、レストラン、教会、お土産屋などがありました。とても広かったのであっという間に時間が過ぎてしまいました。
ザルツブルク大聖堂
レジデンツ広場にある大きな大聖堂。
地下には展示室がありました。(入場料5€)
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大聖堂の隣、ひっそりと佇む怪しい銅像が。モーツァルト《ドン・ジョヴァンニ》、ホーフマンスタール《イェーダーマン》にインスパイアされ作られた死神像だそう。
モーツァルト広場
レジデンツ広場を抜けるとモーツァルト広場につながります。ザルツブルクの地で再びモーツァルト様とご対面!
モーツァルトの生家
鮮やかな黄色の建物が目を引きます。2階〜4階が博物館で1階はまさかのSPARが併設されていました。笑(こちらのスーパーのレシートにはモーツァルトのマークがついているそう!)
これは裏側。
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ここには載せきれませんでしたが、無数のカラフルな鍵がついたマカルト小橋、賑やかなゲトライデ通りなど、綺麗な景色が沢山見られました🎶
次に訪れるならザルツブルク祝祭大劇場にも見てみたいな〜。
オーストリアのケーキを堪能
モーツァルトトルテ
ウィーン国立歌劇場裏手にあるCafé Mozartで食べたケーキ。映画のロケ地にもなった店内はとても優雅な雰囲気で心が落ち着きます。
グロリエッテトルテとシシィトルテ
シェーンブルン庭園内の丘の上にあるCafé Glorietteで一服休憩。グロリエッテとは宮殿庭園のうち高い位置にある建物のこと。
グロリエッテトルテはエッグフリップクリーム(卵を使用したカクテル?)が乗ったココナッツの風味が豊かなケーキです。
シシィケーキはアーモンドケーキにヌガーとオレンジリキュールクリームが使用されたケーキです。シシィはオーストリア=ハンガリー皇后エリーザベトの愛称で、シシィの顔が描かれたチョコがとても可愛らしいです。
ゲルストナートルテ
濃厚な生チョコケーキ。
ウィーンの老舗、皇室御用達のGerstner。
店内の装飾がとても豪華で宮殿の中にいるようでした。Bostonピアノの即興演奏を聴きながら優雅な雰囲気の中でケーキを楽しみました。
エステルハージトルテ
ザルツブルクのゲトライデ通りの一角にあるCafé Leopordで食べた、エステルハージ家の紋章を模した矢羽根模様のアイシングが特徴のヘーゼルナッツ風味が豊かなケーキです。ハンガリー伝統のケーキですがオーストリアでも食べられました。
ケーキ好きにはたまらない旅となりました...。
時間がなく、ザッハトルテが食べられなかったのは残念!
ザルツブルガー・ノッケルンやカイザーシュマーレン、モア・イム・ヘムト、アプフェルシュトュルーデル...他にもまだまだ食べたいものがあります(超甘党)
お土産
今回購入したオーストリア土産はこちら!
モーツァルトクーゲル
モーツァルトのイラストが描かれたお土産の定番!中にはピスタチオ、ヌガー、マジパンがはいっており、チョコレートでコーティングされたお菓子です。元祖はFRÜST社。今回購入したミラベル社のモーツァルトクーゲルは防腐剤や着色料、香料不使用!先生や友達へのお土産にしようと思います🎶
(後で知ったのですが、どうやらハンガリーにも売っているそう笑)
ポストカード
モーツァルトとクリムトの「接吻」が描かれたポストカードを旅の思い出に購入。帰国後、額縁に入れて飾りたいと思います。
カンガルーのおもしろステッカー
お土産屋のレジ横にあった、"カンガルーこの国にはいないよのステッカー"。オーストラリアとオーストリア、小学生の頃はよく間違えたな〜笑
紅葉と栗🍁🌰
ザルツブルクで拾った紅葉と艶々の栗。
とても綺麗だったので思わず拾ってしまいました。
オーストリアでの感染対策
その① FFP2マスク
かなり頑丈な作りのマスクでオーストリア入国の際や室内で着用必須です。
妊婦さんや着用が難しい人以外はFFP2マスクと指定されています。
周りを見渡せば全員同じマスクをつけていました。ハンガリーで見かけたのは白・灰色・黒の3色。オーストリアではピンクや花柄なんてお洒落なマスクをしている人もいました。
今回はハンガリーのマスク屋で購入しました。(お値段1枚250HUF)
ショーウィンドウのマネキンがマスクしているのでわかりやすいです。
その② ワクチンパスポート
改訂前はEUワクチンパスポートが必須(滞在許可証と日本のワクチンパスポートを持っていくと発行してくれる)で、その時はまだ滞在許可証がなかったため取得できず、オーストリア行きは半ば諦めていました...。
が、しかし!
直前に改定され、接種から360日以内の日本のワクチンパスポートでも可能となりました。(神様ありがとう!)
レストラン入店や施設、観光地入場の際に毎回必ずワクチンパスポートを提示しました。
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まだまだ見れていないところやじっくり見たいところはありましたが、オーストリアの雰囲気や音楽を堪能する事ができました。
かなり長い記事になってしまいましたが、ここまでご覧いただきありがとうございました!(載せきれなかった写真はInstagramにあるのでそちらも是非✨)
秋休みの残りはひたすら練習です!
今度はセミナーやコンクールに挑戦するために訪れたいな〜
to be continued...
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